試験範囲は網羅したものの‥不安材料は山積みのまま
1ヶ月半の勉強は期間はあっという間に終わりました。ついに試験当日です。
テキスト、過去問題集、予想問題集は何回も繰り返しました。
単語カードに書いた暗記項目の記憶もほぼ完全にしました。
しかし、1ヶ月半の詰め込み勉強です。理解が浅かったり、細かい情報は記憶漏れがあるのは
否めません。
第一章の賃貸住宅管理業者・賃貸不動産経営管理士は最も基本となる分野です。
賃貸不動産管理の定義が述べられています。管理受託契約と特定賃貸者契約の違いを理解しないといけません。
重要事項説明やそれに続く管理委託契約・特定賃貸借契約の項目も少しずつ違っています。
暗記が苦手な人には酷な科目でしょう。
過去問では第三章の「実務に関する法令等」一番難しかったです。
最後まで間違えてしまう問が幾つか残ってしまいました。
借地借家法、保証契約、抵当権設定者と賃借人の優先順位の理解など不正確な点は克服し切れませんでした。
第四章の建築設備も建築基準法などは建築士試験レベルまで網羅する時間はありませんでした。
避難経路や通路の幅の広さ、防水方法の種類など全てを憶えようとしたらキリがありません。
第五章の賃貸不動産経営の支援業務も同様です。公的機関から発行された基本指針も複数あり、長文です。
全てに目を通すのは効率的ではありません。
1ヶ月半の勉強の進捗はどうだったのか?!
- テキスト
300ページ超のボリュームでした。1ヶ月半の短期間で全てを読み込むのは非効率だと
早期に断念しました。
過去問題や予想問題から不正解だった内容をテキストで再確認する作業を中心にやりました。
従って、目を通さずに終わった箇所も多かったです‥試験本番に不安は残ります。
仕方がありません。 - 過去問題集
7年分、合計で300問ほどを何周かやりました。
第三章の「実務に関する法令等」は一番難しいと思いました。
宅建士と同様に民法や借地借家法の解釈は長文が多いです。考えさせられる問も幾つか
ありました。何回やっても間違えてしまい自暴自棄になりかけました😅 - 予想問題集
3回分、合計150問の正答は憶えてしまいました。同じ問題は殆ど出ないでしょう。
記憶したことに価値はありません。
ただ、TAC出版の予想問題集には心強い付録が有りました!
「5論点ポイント整理」「試験によく出る重要数字」という重要項目の暗記に役立つページが
盛り込まれています。いくら勉強しても不安は消えないものです。
「予備校が選び出した重要項目は押さえた。やるだけの準備はした!」と
気持ちが安定する効果が有りました。
募る不安は消えないけど‥試験会場へ出発!
不足を言えばキリがありませんが、1ヶ月半の試験勉強の甲斐があって試験範囲は網羅しました。
過去問題集は第三章の「実務に関する法令等」は完璧には出来ませんでした。
しかし、民法の難しい論点があり仕方が無いと自分に言い聞かせました。
統計、公的文書、建築基準法のマニアックな出題が無い事を願うことにしました。
一応の充足感を持って試験会場の国立〇〇大学へ出発です。JR東海道線に揺られて駅に降り立ちました。
自分の地元ではない為、時間に余裕を持って確実に試験会場入りするためにタクシーで大学へ到着しました。
時間に余裕を持って到着できました。所定の座席について最後の暗記事項の確認です。
教室を見渡すと1割位は空席です。女性が3割くらいです。若い受験者が多い印象でした。
時間ギリギリまでテキストに目を通す受験生も見られました。
試験時間になりました!!
マークシート解答用紙と問題冊子が配布されました。
いよいよ試験開始です!私は何回も資格試験を受けて来ましたが、この瞬間の緊張と高鳴りは
独特のものが有ります。