「どうして私が加害者に!?」とガックリ来るのが自動車のドアパンチです。
ドアの開閉のタイミングでたまたま強風に襲われて、隣の自動車のボディへ「ドーン」‥
虚しいですね?!無謀な運転も飲酒運転もやっていない。そんな私が相手に迷惑を掛けたなんて‥
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一体何が起こったのか?
よく発生する場所はショッピングモールやスーパーの駐車場です。乗り降りの際、何気なくドアを片腕で開閉した時に悲劇が起こります。
タイミング悪く強風が来てドアがスゴイ勢いで全開になります。片腕、時には両腕でも支える事が出来ない力でドアが外に引っ張られます。
たまたま隣に自動車が居てドア同士が衝突すれば傷を付けたり、凹ませたりします。衝撃は相当な強さです。無傷で済むことは少ないでしょう。
起こった原因
不用意なタイミングで強風が吹いた時に起こります。一般の駐車スペースは隣との間隔が狭いです。ドアが全開になると隣の自動車のドアに届いてしまいます。
また、自動車のドアは重いため人間の腕力で支えるのは非常に難しいです。
どんな影響があるか?!
弁償の為に自動車保険を使えば次期から3年間は保険料が1.5倍にアップ!現金払いでもドアの修理は
10万円単位の負担になります。!保険を使うか?否か?の判断で大いに迷います。
無謀な運転をしたわけではないのに加害者になります。精神的な落胆も伴います。
再発を防ぐには?!
①窓際にドアのスットッパー用にゴムバンドを装着する
Amazonや楽天市場で購入出来ます。お値段は中々掛かります。
近所のカー用品店に問い合わせをしましたが、取り扱いが無いお店が多いです。
地方都市だからかも知れませんが、一般的な対策では無いようです。
ネット通販での購入になります。
ドアそのものを固定して問題を未然に防ごうという装置です。そもそも事故が起こらないようにする
抜本的な対策です!
問題点は‥
①ゴム臭い
②常に運転席、助手席の窓側丈夫にゴムバンドがぶら下がっているので外観的に邪魔
③人間の乗り降りの際に窮屈になる。
黒を購入しました。1800円(税込)でした。結構ゴム臭いです😅
装着した外観です。普段はぶら下がった状態です。
装着してドアを開きました。ゴムバンドの力は強いです!これなら大丈夫そう。
注意点として‥
ゴムの先端をパワーウインドーで挟んで固定します。そのため、先端は外にはみ出た状態になります。
そのままで長時間放置すると日照や熱でゴムがガラス窓に張り付来ます。酷くなると、パワーウインドー
で挟んだ箇所で切断してしまいます。乗車しない時は取り外した方が良いです。マメな管理が長持ちさせる
秘訣です。
このようになってからでは遅いですから‥
②ドアにドアモールを装着する
それならば、ドアの縁にカバーを装着する方法はどうでしょうか?透明でビニル製のカバーは数多く販売されています。ゴムバンドよりは種類豊富で一般的な対策なようです。
1,000円前後で購入出来ます。
ドアの縁に合わせて綺麗に貼り合わせます。ゴムバンドよりは根気が要る作業です😅
外観は目立ちません。見栄え的にはこちらが良さそうです。
ドアモールの方が作業の手間は掛かるけど外観は人目につかずに自然な仕上がりに出来ます。
問題点としては‥
①作業が面倒臭い
②ゴムバンドと違い、隣の自動車との衝突を防ぐものではない。傷をつけたりペイントを付着させるのを防ぐ効果はありそうだが、強風の衝撃で凹ませるのを防ぐ効果は無いのではないか?と推測される。
再発防止対策のコストと手間
ゴムバンドでもドアモールでも1,000〜2,000円のコストは必要です。作業は簡単なので一人作業で完了します。
消耗品なので2〜3年で交換が必要でしょう。弁償代を思えば安い物ですが、如何でしょうか?
ゴムバンドもドアモールも一長一短です。「お手軽で安全」な予防方法は現在の所はありません。
ドアの開閉は両手で行うことを心がけるしか無いようです。
まとめ
「ドアパンチ」の悲劇は全国の至る所で起こっている筈です。それにしては対策を施した自動車が販売されたニュースを聞いたことがありません。モーターショーでアイデア試作品を披露していたのをテレビで観ただけです。
模範的なドライバーでも加害者の立場に追いやられる人が多いのが現実です。対策を施した自動車が出回ることを願います。